黒ポメれんちゃん 10歳 膵炎発症 1日目の記録(2020/03/21)

犬 膵炎の記録1日目

ゆーたんです。わたしの愛犬のれんちゃん(車椅子犬、でか黒ポメ 、糖尿病の持病あり)が、今日、「膵炎」と診断されました。寄り添いながら、れんちゃんの記録を毎日書いていきたいと思います。この記録が、ワンちゃんの飼い主さんのお役に立つといいです。

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愛犬れんちゃんの様子がおかしい

2021/3/19(金)
れんちゃんはとても元気で食欲もあり。でも、夜に続けて2回、大量の黒い泥のようなやわらかいウンチをした。こんな黒いウンチをみたことがなかったので、ネットで検索したら、「黒いウンチは危険」、「黒いウンチは、胃や小腸で出血した可能性がある」、「黒いウンチは死のサイン」、「黒いウンチは、重病の可能性あり」なんて怖いワードが次々ヒットした。でも、れんちゃんがあまりに元気なので、気にもとめなかったのだ。

2021/3/20(土)
夕ご飯前、黒いやわらかい泥のようなウンチをしたが、夕ご飯はいつものようにガツガツ食べた。そして、いつものようにインスリン注射。いつもであれば、そのままスヤスヤ寝るのがお決まりのパターン。なのに、「ボク、寝れないんだよぅ」と落ち着かない様子・・・。これは、デザートの大根をおねだりしているんだと思ったわたしは、大根のかけらをれんちゃんにあげた。いつものように、落ち着いてスヤスヤ寝だしたので、安心してわたしはお風呂に入った。

寝る時間がきて、また、「ボク、寝れないんだよぅ」という様子のれんちゃん。どうしたんだろう?きっとわたしが寝たら寝るだろうと、電気を消して横になった。その後、れんちゃんはどうしただろうかと見たら、呼吸は浅くて人で言うと肩で呼吸する感じ。「全身呼吸」というらしい。舌を確かめたら、チアノーゼにはなっていかなった。ただ、れんちゃんは、全く寝られず、一晩中同じ体勢で苦しんでいたのだ。

わたしは、ネットで検索した怖い数々のワードを思い出して、れんちゃんがいなくなってしまうんじゃないかと不安で押しつぶされそうになった。

2021/3/21(日)翌朝かかりつけの病院へ

朝イチでかかりつけの病院に電話

かかりつけの病院に電話で、「呼吸がうまくできず苦しそう、ご飯も食べない」と言ったところ、「今日は混んでいるので、10時頃の診察ですね」と言われ、一旦電話を切った。時間までは、とにかくれんちゃんの背中をさすってあげようと思っていたところ、すぐに、「今から来れますか?」と電話が来ました。本当にありがたい、「すぐ行きます」と言って電話を切った。

すぐ診察してもらえた

病院に到着してすぐ、診察室に呼ばれた。先生に、「すぐ検査しましょう」と言われレントゲン室に連れていかれた。しっかりしなきゃいけないのに、頭の中がわけわからなくなって涙が止まらまくなってしまった。れんちゃんのかあちゃん、しっかりしなきゃ!つらいのはれんちゃん!大事な大事な家族。

検査結果

体重

9.2キロ。前回測定時とほぼ変わりない。

レントゲン

特に、影もなく異常なし。いつもなら、検査の時は、必死に抵抗してガウガウなれんちゃんが、なされるがままなのを見て急に悲しくなって、診察室で泣いてしまった。わたしがちゃんとれんちゃんのかあちゃんしてないからこんなことになってしまった。そう思ったら、こらえてもこらえても涙が出てきた。

血液検査

採血時、先生が、「血の色がおかしいね」と。れんちゃんの血はピンクっぽかった。その後、正常な血液と、れんちゃんの血液を見せられた。正常な血液は、上が透明、下が赤に分離していた。それに対してれんちゃんの血液は、上がラードのように白、下は赤。このラードのように固まった白い物の正体は、脂だった。高脂血症だったのだ。先生に、「いつもの薬は飲ませていますか?」と聞かれ、ハッとした。仕事が忙しくて切らしてしまってたのだ。きちんと薬さえ飲ませていれば、れんちゃんを危険な目に合わせることはなかったかもしれない。わたしは、れんちゃんにつらい思いをさせてしまい申し訳ない思いでいっぱいになった。
れんちゃん血液検査結果1
2021/3/21(日) れんちゃんの血液検査結果(赤ペンで書いてある項目が異常値)

血液検査の結果で、れんちゃんは「膵炎」と診断された

「膵炎」は、一気に重症化しやすく多臓器不全にもなり得る怖い病気。嘔吐、下痢、腹痛が主な症状。れんちゃんは、後ろ半身が事故により麻痺しているので、腹痛が分かるんだろうかと思ったが、「お腹が痛くて、呼吸がしづらかったのかもしれない」と先生。今回のことで人が思っている以上に、犬の病気は一気に重症化しやすいんだと痛感した。

5日間通院が必要

  • 点滴(ソルラクト) 成分は水と電解質とのこと
  • 注射(ブレンダZ)    犬膵炎急性期用抗炎症剤

フードの変更

ロイヤルカナン 消化器サポート 小型犬用 Sに変更←ネットでは販売しておらず、病院でしか注文できないそうだ。調べてみたら、粒が大きなタイプはネットで販売していた。

インスリン注射の量の調整

れんちゃんは糖尿病の持病があるので、毎日イスンリン注射をしている。フードを食べない場合、食べた場合は食べた量で、インスリンの量を調整するように言われた。2021/3/21(土)19:21現在、まだ、お水を1回飲んだっきりで、フードは、鼻元に持って行っても反応しない。れんちゃん、いつ、ご飯食べれるようになる?食いしん坊なれんちゃんが、何にも食べないなんて・・・。

2021/3/21(土) 病院にかかった費用

項 目 金 額
注射 8,800円
点滴 2,970円
血液検査 8,250円
X線撮影 3,200円
内服薬 3,080円
消化器サポート 1kg 2,990円
合計 29,290円

犬の「膵炎」用の注射について

先生のほうから、最近出たばかりの「膵炎」に効く注射があり、1回8,000円で高額だがどうするか?と聞かれた。もちろん、「やります!」と答えた。この注射液は、5回1クールらしいが、途中でよくなったら止めるそうだ。5回で40,000円。わたしが頑張って働けばいいだけ。そう思った。その注射は、「犬膵炎急性期用抗炎症剤ブレンダZ」と言うらしい。れんちゃんにも効果がありますようにと祈るのみ。

膵臓での炎症が広がっていくとき、白血球が集まってきて活性化し、血管内皮細胞に接着、そして炎症部位へ浸潤・遊走という流れがみられます。 ブレンダZはこの白血球の活性化を阻害し、血管壁への接着、炎症部位への浸潤・遊走を抑制します。 これによって炎症の拡大が抑えられ、膵炎症状を改善するということです。

引用元:みのわ動物病院

2021/3/21(日) 膵炎発症 1日目 まとめ

いつもは、吠えたり噛んだり後追いしたりのうるさいれんちゃんなのに、元気のないれんちゃんをみて戸惑っていた。「水飲む?」「大丈夫?」れんちゃんにそんな優しい言葉をかけてくれてた家族。そうだよね。いつだって元気印で、ここまできた。ただいま10歳半。色々なことがあったけど、今にして思うのは、犬の保険に入っていればよかったと。元気なうちは、そんなの必要ないやって思ったけれど・・・。れんちゃんの記録を「ウチの子、保険に入っておこうか」なんてきっかけになったらいいなと思う。まずは、無料で資料請求を!
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朝、病院に行く前、父親と大喧嘩をしたわたし。父親が、「だから、犬なんて飼わなきゃよかったのに!」と。れんちゃんの様子にいっぱいいっぱいになっていたわたしは、怒ってしまった。後で友達に父親と喧嘩したことを言ったら、「お父さんは、ゆーたんのことを心配しているんだと思うよ」と言われ、はっとした。

病院から戻ってきたら、家族は駆け寄ってきた。起き上がることもできないれんちゃんを心配していた。父親が、「犬は本能で、体が悪い時はエサを食べないんだ」とぼそり。そうかもしれない。消化にパワーを取られたら、病気が治るのが遅くなるんだもん。これから、毎日通院が続くけど、わたしは、れんちゃんの母親として、しっかり寄り添っていく。そして、記録に残しておくことする。

「好きだよ、れんちゃん。ずっと一緒にいようね」「れんちゃん、生きて」

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ABOUTこの記事をかいた人

愛玩動物飼養管理士1級合格。 現在、ペット栄養管理士の資格取得に向け勉強中。 2021年3月 愛犬れんちゃんが天国へ。れんちゃんに背中を押されるように、小さい頃からの夢だった、動物関係の仕事に転職。 2021年5月 小さな天使、猫ののんちゃんが家族に。 全てのペットが幸せであってほしい。悩んでいる飼い主さんの力になりたい。できることから始めます。 本当によいと思ったペット用品の紹介もします。